アメリカのルビオ国務長官はロシアのラブロフ外相と電話で会談し、ウクライナでの戦闘終結に向けた今後の協議の進め方について話し合いました。

アメリカの国務省によりますと、ルビオ国務長官は15日、ロシアのラブロフ外相と電話で会談しました。ルビオ長官はイエメンの武装組織「フーシ派」に対する軍事行動について伝えたうえで、紅海でのフーシ派によるアメリカの商船などへの攻撃は容認できないことを強調したとしています。

また、ルビオ長官とラブロフ外相は先月行ったウクライナでの戦闘終結に向けたアメリカとロシアの高官協議を踏まえ、今後の協議の進め方を話し合ったということです。

両氏はアメリカとロシアの意思疎通の再構築に向けて引き続き努力していくことで合意したとしています。

アメリカとロシアは先月18日、サウジアラビアのリヤドでウクライナでの戦闘終結に向けた高官協議を行い、ルビオ長官とラブロフ外相も参加していました。