リニアと土石流問題を担当する静岡県の難波喬司理事(66)が、退職する考えを周囲に伝えたことが分かりました。2023年春に予定される静岡市長選への出馬を検討しているものとみられます。
難波理事は、2014年から副知事を2期8年務めた後、2022年5月にリニア工事問題と熱海市の土石流災害対応を担当する県の理事に就任しました。
関係者によりますと、難波理事は2022年12月で理事職を退く考えを周囲に伝えていて、その後に2023年4月に予定されている静岡市長選への出馬に向けた準備を検討しているということです。10月14日、SBSの取材に対して難波理事は…。
<静岡県 難波喬司理事>
Q.退職の意向か?
「いま静岡全体で大きな災害があって、いまだに大変苦しい思いをされている方、不自由をされている方がいる中でこういうことは話題になるべきではないのではないかと私自身は思っています。従って現時点でこういうことを表明するつもりはないですし、辞職の話をするということはありません。前回の市長選の時にずいぶん表明が遅くなって、多くの方にご迷惑をおかけしたので、今いろんな方々から声をいただいておりますけど、いずれにしても早いうちに決断しないといけないというのは事実です」
難波理事は、2019年にも田辺信宏市長の対抗馬として、静岡市長選への出馬を打診され検討したものの、選挙戦直前で見送った経緯があり、今回は準備期間がある中での出馬を検討しているものとみられます。
2023年の静岡市長選をめぐっては、これまでに現職の田宏市長と山田誠県議が出馬の意向を固めたことが分かっています。
<静岡市長選への出馬意向を固めた 山田誠県議>
「対抗馬が増えるということを考えるよりも、市民の選択肢が増える。出たい人が出るのが一番いい形だと思うので、その中で市民がどなたが一番いいのか選ぶ格好になると思っています」
Q.難波理事が出たら手強いか?
「私の場合、県議しかやっていないので、そういった面では誰が出ても手強いです」
一方、これまでのところ出馬についての明言を避けている田辺市長は、記者の問いかけには答えませんでした。
なお、このあと、田辺市長は市長選に関するコメントを発表し、「今は台風15号で被災されたすべてのみなさんが、一日も早く日常に戻れるよう専心してまいります」とし、出馬への言及はありませんでした。
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