長野県塩尻市の介護施設で入所者の女性に薬物を飲ませ殺害したとされる元職員に対する裁判員裁判で検察は懲役17年を求刑しました。

殺人などの罪に問われているのは、下諏訪町の無職望月大輔(もちづき・だいすけ)被告42歳で、勤務していた塩尻市の介護施設で当時77歳の入所者の女性に向精神薬を飲ませ薬物中毒で死亡させた罪などに問われています。

きょうの裁判員裁判で検察側は、懲役17年を求刑。

一方弁護側は、殺人について「被告に責任能力はなく、心身喪失状態で殺意もない」として無罪を主張しました。

判決の言い渡しは26日に予定されています。