13日朝、長崎市の新中川町で刃物のようなものを持った男が目撃されました。現場付近では、1月と2月にも刃物男が目撃されていて、警察は警戒を強化しています。

武末記者:
「学校や住宅に囲まれた、この通りで通学時間、刃物のようなものを持った男が目撃されました」

警察によりますと、13日午前7時半ごろ、通学中の生徒が長崎市新中川町の国道沿いで刃物のようなものを持った男とすれ違いました。

男は60~70歳くらいで、身長はおよそ170センチ。紺のウィンドブレーカーにワインレッドのズボンをはいていたということです。

現場周辺では今年1月から刃物男が相次いで目撃されています。今回目撃された男と同一人物かは分かっていません。

付近住民:
「びっくりですね。子どもたちが不安で通学できないような状態になると大変ですからね」

「(子どもが)高校1、2年生です。心配ですね、防犯ブザーとかで身の危険を感じたらとっさに対応できるようにとは言ってます」

警察は、登下校時間にあわせてパトロールを強化するほか、不審者に関する情報があれば110番するよう呼びかけています。14日は長崎市内の公立中学校で卒業式が予定されています。