静岡市の化学工場周辺で有機フッ素化合物=PFASが高濃度で検出された問題について、市が行った水質調査の費用を工場側に請求するべきとした住民監査請求の意見陳述が行われました。
静岡市清水区の「三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場」周辺では、発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が高濃度で検出されています。
静岡市がこれまでに行った水質調査の総額は約665万円に上っていて、現状、その費用は、市の負担となっています。
地元住民や弁護士らでつくる市民団体は、「静岡市が調査費用を負担するのは不法行為にあたる」として、工場側に負担を求める住民監査請求をしていて、3月12日、意見陳述が行われました。
市民団体側は「市も私たちも被害者。原因者の責任を認める判断をしていただきたい」と主張しました。
一方、市の担当職員は「法的根拠に基づき、市には損害賠償請求権が存在しない」と述べました。
<清水PFAS問題を考える連絡会 鈴木孝雄共同代表>
「どこの会社でも近隣に迷惑をかけたらそれなりの謝罪をして弁償しないといけないと思う。社会の中で企業が成り立っていくうえでは」
監査請求の結果は4月21日までに公表されます。
注目の記事
「ブルーカラー」に脚光 米国では“ブルーカラービリオネア”も AIが変える稼ぎ方【news23】

【京都男児遺棄】「大規模捜索から流れ変わった」スマホなどの位置情報で“スピード逮捕”か 安達結希さん行方不明から1か月…最前線で取材続ける記者が振り返る 真偽不明の情報錯綜も【解説】

JAXAの「革新的衛星技術実証4号機」 打ち上げ成功 8機の小型衛星を軌道投入

今どきの中学生は、修学旅行でどこに行っているの? 98.5%は〇〇方面へ 多彩な体験も 岩手

「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった









