きょう(12日)は岡山香川の多くの地点で今年最高の気温を観測、暖かい1日となりました。岡山市内では各地で梅の花が咲き進み、春の訪れを告げています。

漆黒の岡山城を背景に満開の白梅がその美しさを際立たせています。岡山市北区の後楽園では、約100本の梅が見頃を迎えています。この冬は冷え込みが厳しかったこともあり、例年より1か月ほど遅い先月上旬に咲き始めました。

一方で、きょう(12日)の最高気温は岡山で18.1℃、高松で16.2℃と多くの地点で今年最高を記録。絶好の花見日和ということもあり、多くの人が色とりどりの花を写真に収めていました。後楽園の梅は今月(3月)下旬までは楽しめそうだということです。

名園の近くにひっそりとたたずむ梅も。旭川を隔てた道路の脇では遅咲きの木が花を咲かせ、通りかかった人の目を楽しませていました。
「ここだけ引き立っていて良いんじゃないですかね。温かい気持ちになります」
街の片隅にも小さい春が訪れています。