富山県の舟橋村が、農事組合法人の相談に応じて農薬散布の面積を水増しして申請、不正な手続きで補助金を支給していたことが分かりました。村は他の事業でも不透明な部分があるとして引き続き調査しています。
舟橋村によりますと、2019年度、農事組合法人の担当者から村の職員に、価格が9万円程度のドローン用の発電機を購入したいとの相談がありました。
村の職員は発電機の購入費が賄えるよう、ドローンによる農薬散布の面積を水増しして作成、その分を上乗せして支給したということです。
村の聞き取りに対し、職員は、農事組合法人から金品の授受はないと話しているということです。舟橋村の古越村長は今のところ職員の処分はせず、返還を要求することも考えていないということです。
農業関係の補助金について村は、ほかにも不透明な部分があるとして、引き続き調査しています。
注目の記事
「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
