岡山県のジム所属選手として初のボクシング世界王者となり、2度の防衛を果たしているユーリ阿久井政悟選手。あす(13日)行われるWBCのフライ級王者・寺地拳四朗選手との王座統一戦を前に、会見と計量に臨みました。

Q.現在のコンディションは?
(ユーリ阿久井政悟選手)
「コンディションは順調にきて、当日はいい試合ができそうです」

あすの大一番を前に自信をのぞかせました。異なる団体のチャンピオン同士が拳を交える王座統一戦、今回は、WBCとWBAの2団体の統一王者が決まります。対戦相手はWBC王者の寺地拳四朗選手です。

(寺地拳四朗選手)
「ユーリ選手は本当に強いんで、練習から集中して緊張感を持ってできているんで、すごくいい試合になるんじゃないかとは思っています。まあ、僕が勝ちますけど」

会見で繰り出された先制のジャブに、ユーリ選手は・・・

(ユーリ阿久井政悟選手)
「勝ったら、名実ともに評価も高くなると思うので、すごく楽しみですね。当日は楽しい試合になりそうです」

さらりとかわす余裕を見せます。

史上3度目となる日本人同士での世界王座統一戦。注目が集まるビッグマッチに向け、ユーリ選手は地元倉敷市の守安ボクシングジムで練習を積んできました。

「ユーリ阿久井選手50.7kg、アンダーです」

きょう(12日)行われた計量は両者ともにパス。世界が注目する戦いのゴングは、あす(13日)東京の両国国技館で鳴らされます。