火災時は「避難所」と「(広域)避難場所」、どちらへ行くべき?

また、同時火災で避難するタイミングについて、関澤理事長は「『遠くの火だから大丈夫』ではなく、空振り覚悟で早めの避難が命を救うことにつながる」と話します。
では、避難するべきは学校などの「避難所」か、あるいは公園などの「(広域)避難場所」といわれるところか、どちらなのでしょうか。

関澤理事長いわく、火災の場合は(広域)避難場所へ避難してください。さらにいうと、どこで火災が起きるかわからないため、場所の候補は2か所以上考えておくべきとのことです。

たとえば墨田区の防災マップでは、濃い緑色で示されている部分が(広域)避難場所になります。公園など、火の熱がより伝わってこないような場所、火の危険性がより低い場所が多いそうです。
井上キャスター:
なかなか難しいですが、避難する際にはブレーカーを落とすことなどを含めて、3月11日というタイミングで周りの方々と話し合っていただければと感じます。