ソフトバンクホークス、鷹の選手会長がグラブを新調。外野手としては異例の決断。揺るぎない足への自信をインタビューで語った。

盗塁は「できればいいなって感じ」

プロ8年目のシーズンに臨む周東佑京選手。去年11月に手術した左膝の経過も良好で、開幕に向けて、調整を続けている。

RKB植草峻アナウンサー(以下:植草アナ)「今年狙うタイトルはありますか?」

周東佑京選手(以下:周東選手)「今年は最多安打を獲りたいですね」

植草アナ「なぜ最多安打なんですか?」

周東選手「打率とかだと、減っていくし、変動があるから、その部分で気持ちの浮き沈みができやすいですし、数を積み重ねる方が気持ち的には楽ですし、目に見えて目標を立てやすいかなと思ったので」

目標の安打数は160本。過去5年のパ・リーグ最多安打のタイトル獲得者の記録は次の通りだ。

2020 柳田悠岐(ソフトバンク)146本
※新型コロナの影響で120試合

2021 荻野貴司(ロッテ)169本

2022 島内宏明(楽天)161本

2023 柳田悠岐(ソフトバンク)163本

2024 辰己涼介(楽天)158本

160本をマークすれば、タイトル争いに絡むことは確実。現実的な目標を立てるのが「周東スタイル」と言えそうだ。

ちなみに、3年連続の盗塁王への意欲を聞いてみると、「できればいいなって感じです」という、あっさりとした答えが返ってきた。