岡山市出身の監督が地元を舞台に手がける長編映画「ReTune」の撮影が始まりました。

「よーい、はい!」

岡山市北区で撮影が始まったのは、岡山市出身の針生悠伺監督が手がける長編映画「ReTune」です。父親から中古楽器店を継いだ店長と従業員が客の様々な事情に迫っていくヒューマンドラマです。

神奈川県出身の俳優・桃果さんが主人公の店長=「つる」を演じます。きのう(9日)は、高校時代の「つる」が一人で夕食をとるシーンなどの撮影が行われました。

(主人公「つる」役・桃果さん)
「スタッフや監督がみんなやりやすいし、環境がすごくいいので、(映画が)どんな風に台本以上におもしろくなっていくのかが楽しみ」

(針生悠伺監督(岡山市出身))
「きのうの夜はいろいろ考えて緊張していたんですけど、みんなで協力し合って楽しくできましたし、こだわって俳優のみなさんもお芝居してくれました。すごく充実しました。もちろん初日なので全然気は抜けないので、一個一個丁寧にやっていければ」

映画「ReTune」は今月(3月)末まで岡山市内で撮影が行われ、来年、全国で公開される予定です。