去年7月、福岡市消防学校の訓練中に起きた生徒の死亡事故について、調査検討委員会は、生徒の能力に応じた指導ができていなかったとの検証結果を明らかにました。

26歳の男性が立ち泳ぎ中に意識失い死亡

この事故は去年7月、福岡市西区のプールで消防学校に入校中の当時26歳の男性職員が、立ち泳ぎ中に意識を失い、その後、死亡したものです。

調査検討委員会 検証結果と再発防止策を協議

10日、福岡市消防本部で開かれた有識者による調査検討委員会では、事故の検証結果と再発防止策について協議しました。

調査検討委員会 大神朋子 委員長
「立ち泳ぎという泳法が特別な能力を有する泳法であることを再認識して、それに応じた段階的な訓練がなされるべきであったところがなされていなかった」