熊本県錦町で陶芸に取り組む福岡陶祥(ふくおか とうしょう)さんの作品展が、熊本県八代市の珈琲店「ミック」で開かれています。
福岡さんは愛知県で12年間修行をした後、故郷の錦町に工房を構えて作陶を続けています。
2025年で32年目を迎える福岡さんの作品は、深い緑色を基調とした織部焼(おりべやき)が特徴で、波文様や四角模様を始め、空を飛んでいる鳥や草花などが描かれています。

作品は、釉薬と土が焼かれて締まる際の温度差による「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる細かなひびも特徴です。
作品展では大鉢や小皿のほか、急須や湯飲み、ふた付きのおわんなど、生活に彩りを添える味わい深い品が並び、会場で展示販売しています。今回は特にマグカップを多く展示していて、気に入ったものを見つけるのも楽しみになりそうです。

この「福岡陶祥の器展」は、八代市萩原町の珈琲店「ミック」で3月18日まで行われています。
<福岡陶祥の器展>
会場:喫茶店「ミック」(熊本県八代市萩原町1丁目2の7)
期間:3月18日(火)まで
時間:午前9時~午後6時
定休日:3月12日(水)














