三菱重工の香焼工場で定期修理を受けていた上五島国家石油備蓄基地のタンクが
上五島に移送されています。
12日はドックから引き出す作業が行われました。
複数のタグボートによる熟練の技です。

長崎港の香焼沖に集結したタグボート。
この日の仕事のターゲットはドックの中で修理を受けていた巨大石油タンクです。


この石油タンクは、新上五島町にある上五島国家石油備蓄基地の石油タンクです。
長さ390メートル、幅97メートル。

今年7月、3日間をかけて上五島から長崎まで運ばれ、ほぼ同じ大きさの三菱重工のドックにすっぽり納められて定期修理を受けていました。

2カ月半に及んだ定期修理が終わり、今度はこのタンクを上五島まで移送します。
最初の仕事はドックから出すことです。


ドックから出す作業はおよそ1時間で終了しました。

石油タンクはタグボートにひかれて新上五島町の基地を目指し、14日午前中には到着する予定です。