フィリピン政府は、かつて「麻薬戦争」と呼ばれる強硬な対策を推し進めたドゥテルテ前大統領に対し、ICC=国際刑事裁判所が逮捕状を出したとみられることを明らかにしました。
ドゥテルテ前大統領は在任中、「麻薬戦争」と呼ばれる、容疑者の殺害もいとわない強硬な取り締まりを実行し、6000人以上が犠牲になったとされています。
現地メディアによりますと、フィリピン大統領府のルイス報道官は9日、ドゥテルテ氏について「ICC(国際刑事裁判所)が人道に対する罪で逮捕状を出したと聞いている」と述べました。「政府はいかなる事態にも備えている」として、協力する姿勢をみせています。
一方、香港での政治集会で演説したドゥテルテ氏は、麻薬戦争が「国の平和と安全を守るためだった」と強調しながらも、「もし逮捕されるのであれば仕方ない」と受け入れる考えを示しました。
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