半導体の製造に欠かせない検査用部品のメーカーが半導体需要の増加を受けて熊本県菊池市に新工場を建設しました。
兵庫県が本社の「日本電子材料」は、半導体の製造工程で検査のために使う部品「プローブカード」の世界屈指のメーカーで、今回、菊池市に4棟目の工場を完成させました。

日本電子材料 坂田輝久社長「新工場を十分に活用して、ますます成長していく半導体産業を支えることができるように、頑張りたい」
記念式典では関係者がテープカットで完成を祝いました。

この会社の熊本工場では、兵庫県で作られたプローブカードの部品の組み立てを担っていて、製品を使って検査した半導体は生成AIや自動運転システムなどに使われています。
今回の工場の完成で年内には製造量が3割程度増える見込みです。