普天間基地の名護市辺野古への移設工事にあたり大浦湾側で進められていたサンゴの移植作業について沖縄防衛局は、去年末までに移植が完了したと発表した。移植されたサンゴの数は計画より約2万5000群体少なくなった。

6日那覇市で開かれた国の環境監視等委員会で、去年12月28日までに作業が完了したと報告された。

沖縄防衛局は当初、約8万4000群体の移植を計画していたが、結果的に移植されたサンゴは約5万9000群体だったという。

計画より2万5000群体少なくなったことについて沖縄防衛局は「夏の高水温の影響で死んでしまったサンゴがある」などと説明した。

くい打ち工事など埋め立て作業が進む大浦湾