山林火災から立ち上がろうと、岩手県大船渡市の水産会社が自慢の早採りワカメの販売を、東京・銀座で行いました。

(販売の声)
「早採りワカメの塩蔵です。義援金も募っていますのでよろしくお願いします」

銀座にある県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」。
仲間の協力も得て、6日から塩蔵の早採りワカメを販売しているのは大船渡市三陸町綾里の水産会社、マルカツ水産です。
市内の冷凍庫に保管していたワカメを、社員や綾里地区から避難した人などが力を合わせ、5日袋詰めしました。

用意したのは200グラム入りを2000袋。
三陸の春の味覚は午前10時半の開店直後から次々と売れ、5つ、6つとかごに入れていく人もいました。

(購入した人は)
「きのうテレビで見て。少しでも支援になればと思って」

ワカメは一袋1500円で7日も販売され、売り上げの一部が市に寄付されます。