高知と台湾を結ぶ定期チャーター便について、高知県は搭乗率が好調であることから運航を2025年10月まで延長することを発表しました。
高知龍馬空港と台湾桃園国際空港を結ぶ「タイガーエア台湾」の定期チャーター便は2023年5月に就航し、水曜日と土曜日の週2回、運航されています。県によりますと、就航当初から平均搭乗率は90%以上を維持していて、2024年度も95%ほどに達する見込みだということです。

また、運航による経済効果は2024年度、およそ9億5000万円と見込まれていて、県は「県経済に大きな効果をもたらしている」としています。これを受け県は、3月29日までとしていた運航を10月25日まで延長することを決めました。運航ダイヤはこれまで通りです。一般客向けの航空券は6日から「タイガーエア台湾」の公式ホームページで販売されています。

県は国際線のチャーター便について、韓国便の運航も検討しているといい、さらなる観光客誘致につなげたい考えです。