同僚市議にハラスメント行為をしたとして福岡県筑紫野市の市議が議会から文書による注意を受けていたことが分かりました。

関係者によりますと、筑紫野市の田中允(たなか・まこと)市議(77)は2022年、男性市議に対して「あんたは結婚していないんだから少子化対策の話やらしたらいかんばい」と話したほか、その場にいた女性議員に対して「子供を産めない女は欠陥人間」と発言。

また、おととしには、女性議員が肩や腰を触られ抗議すると、「もっと触りたい」などと発言したとされています。

これを受け、男性市議らは市議会に申立書を提出し、議会は田中市議に対して、去年11月1日付で「筑紫野市議会ハラスメント防止条例」に基づき文書による注意を行いました。

田中市議はRKBの取材に対して「記憶にないが雑談の中で話したかもしれない」「女性の肩はちょんちょんと触っただけでセクハラの意思はなかった」と話しています。