3月25日に告示される福岡県大任町の町長選挙に、現職の永原譲二氏(71)が出馬する意向を表明しました。

「大任町の発展を願う気持ちはまだまだ衰えてはいない」としています。

任期満了に伴い3月30日に行われる大任町の町長選挙に出馬する意向を表明したのは、現職の永原譲二氏(71)です。

3日に始まった大任町議会で「6期目の当選を目指し立候補する決意を固めた」と述べました。

「これまで築いてきた国、県との強固なパイプを活かす」としています。

永原譲二氏 無所属・現「継続して進んでいる事業や課題は残っており、大任町の発展を願う気持ちは私自身まだまだ衰えてはおりません」

永原氏は5期20年にわたって大任町長を務め、この間に、全国町村会の副会長も務めました。

田川地区が共同で建設しているごみ処理施設の組合長など田川地区で多くの要職に就いています。

一方で、法律で公表が義務付けられている公共工事の入札情報を非公表とし、大臣や福岡県知事から改善を求められるなど、情報公開をめぐる姿勢が批判されてきました。

これまでに出馬を表明しているのは永原氏だけですが、関係者によると、町内では対抗馬の擁立を模索する動きもあるということです。

大任町長選挙は3月25日に告示、30日に投開票が行われる予定です。