桑田佳祐さん「41年ぶりですみません」

(米澤秀敏記者)
「いよいよあなぶきアリーナ香川、こけら落としです。多くの皆さんが会場に入っていきます。高松で初めての光景です」

この日の開演は午後5時。約2時間半に及び最新曲や定番のヒット曲などが惜しみなく披露されました。桑田佳祐さんは、「41年ぶりですみません」「こけら落としに呼んでくださってありがとう」と話したといいます。

コンサートが始まっても、外にはファンの姿が。

(チケットが取れなかったファン)
「ちょっとでも聞こえたらいいなと思って。グッズを買って万全の体制で音漏れを…ははは。(だけど?)聞こえず。ははは。え~みたいな」

周辺で懸念されたのが駐車場不足や、それに伴う交通渋滞です。県外ナンバーの車が多く見られましたが、目立った混雑は2日とも見られませんでした。

(シンボルタワー開発指定管理部 長坂康汰さん)
「我々が想像していたよりは比較的穏やかな状況かなと感じています。今後、毎週のようにアリーナ側での大規模イベントと、あとは当施設のシンボルタワーでもイベントが開催されますので、すべての施設で人気のあるイベントが重なったときはまだ懸念しているところではあります」

(大阪から4人組)
「最高でした!アリーナ最高!香川最高!高松最高サンキューソーマッチ」

(大阪から)
「近く感じました、だからすごくよかったです。(桑田さんが)高松40年ぶりっていうのを、すごく何回もおっしゃってました。またぜひ来たいって」

(高知から)
「また大物呼んでいただきたいね、高知から来ますので、よろしくお願いします」

高松での再会を約束してくれたサザンオールスターズです。高松オルネは、いつもの週末の2割増の来客だったといいます。

JRやことでんは終演時刻にあわせて臨時便を出すなどして対応し、混乱はありませんでした。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「ファンの皆さんの退場するときの笑顔を見るだけで、きょうという日が無事終えてよかったと思っています。皆さんの期待に応えていくには、こういうことを積み重ねていかないといけませんし、そういうふうに来てよかったという声がいただけるように努めていきたいと思っています」

あなぶきアリーナ香川では、今後も有名アーティストのコンサートや格闘技イベント「RIZIN」ファッションイベント「TGC」などが予定されています。