陸上の田中希実(25、New Balance)が、セイコーグループ株式会社とサポート契約を締結したことを3日、同社が発表した。山縣亮太(32)、デーデー ブルーノ(25)、豊田兼(22、慶応大)らが所属するセイコーのアスリートチーム「Team Seiko」のメンバーとなる。

田中は女子1500mや3000mなど13個の日本記録保持者。同社を通じて、「長年に渡りスポーツの現場を支え、多くのアスリートと挑戦を続けて来たSEIKOとのパートナシップは非常に心強く、共にスポーツの歴史に新たな時を刻むことができるのではと自分自身ワクワクしています。この勢いを得て、まずは自身もより高いレベルでのパフォーマンスを追求していきたいと思います」とコメントを発表した。

【田中希実選手 コメント】

このたび、「Team Seiko」の一員としてサポートしていただくことになりました。精密な時計にも似て、繊細に1秒を争うアスリートの心身の機微には、すべての歯車が噛み合うことが重要です。
SEIKOの精密な計時技術と挑戦を重んじる姿勢に、いちアスリートとしてこれまでも尊敬の念を抱いて来ました。
また、小さな歯車も、大きな歯車と噛み合うことで大きな力へと変換されていくように、アスリートには、理解ある仲間の存在が欠かせません。
長年に渡りスポーツの現場を支え、多くのアスリートと挑戦を続けて来たSEIKOとのパートナシップは非常に心強く、共にスポーツの歴史に新たな時を刻むことができるのではと自分自身ワクワクしています。
この勢いを得て、まずは自身もより高いレベルでのパフォーマンスを追求していきたいと思います。
応援してくださる皆さまとともに、これからの挑戦を楽しみにしています。