大船渡市の山林火災は発生から3日目を迎え、これまでにおよそ1200ヘクタールが焼失しました。これは平成以降に発生した林野火災で国内最大となります。

26日午後、大船渡市赤崎町で発生した山林火災は延焼が続いていて、鎮圧には至らず、消火活動が続けられています。
市によりますと、27日までに燃え広がった範囲は、600ヘクタール以上でしたが、28日午前8時時点でおよそ1200ヘクタールに拡大しました。
総務省によりますと、1992年に北海道釧路市で発生した火災の1030ヘクタールを上回り、平成以降の林野火災で国内最大ということです。

28日は午前6時半ごろから通常の10倍の散水が可能な自衛隊の大型ヘリ2機を追加し、応援の防災ヘリを含めた16機による空中からの消火活動に当たっていますが、鎮圧には至っていません。