3月5日に県立高校の一般入試が行われるのを前に、福岡市の地下鉄天神駅で警察などが受験生を狙った痴漢被害の防止を呼びかけました。

福岡市地下鉄の天神駅では、27日午後、警察や地元の高校生など約30人が痴漢防止のチラシや防犯ブザーなどを配布しました。

受験期には「遅刻できない」という受験生の心理につけ込み、痴漢を助長するようなSNSへの悪質な書き込みなどが増えるということです。

福岡県教育委員会によりますと、高校入試に向かう途中で痴漢の被害にあった場合、3月19日に行われる追試験の対象になるということです。

警察は、高校入試の期間中は増員し、駅や列車内での警戒を強化する方針です。