石破内閣肝いりの防災庁の設置。富山県の新田知事は27日の県議会で、県内への防災庁設置を目指し “戦略的な誘致活動” を展開していくと強調しました。

富山県 新田八朗知事
「今月、庁内に政府関係機関の地方移転に関するタスクフォースを設けるなど県庁をあげて推進する体制を整備しました。国における議論も注視しながら今後、県議会や県選出国会議員の皆様とも連携し、富山県に設置するメリットを周知するなど戦略的な誘致活動を展開してまいりたいと考えます」
2026年度中の設置を目指す防災庁など政府機関の地方移転の推進に意欲を示す石破総理。富山県では、これまで防災庁をはじめ4つの政府関係機関の移転・設置を国に提案するなど積極的に誘致活動を展開。
さらに今月にはいって、県庁内に誘致に向けた組織を設置するなど態勢を整えました。一方、防災庁の設置に向けた政府の有識者会議では議論が進んでいて、ことしの夏ごろには報告書などで組織の体制のあり方などがとりまとめられる予定です。














