ノーベル平和賞の授賞式で受け取ったメダルと賞状のレプリカを手に、広島県被団協の代表が広島県の湯崎知事を表敬訪問しました。

表敬訪問したのは、オスロの授賞式に出席した広島県被団協の箕牧智之理事長と田中聡司理事です。

メダルと賞状のレプリカは2月14日、県被団協に届いたということです。広島県の湯崎知事は、「ノーベル平和賞のメダルと賞状は初めて見た」と語り、じっくり見入っていました。

広島県・湯崎英彦知事「手で打ったような雰囲気ですね。真っ平らじゃなく本物もこんな感じなんですか」

懇談の中で県被団協は「被爆80年のことし核保有国のリーダーを動かすため、県、広島市との意見交換会の日程を早めたい」と提案し、知事も了承しました。

レプリカについて箕牧理事長は次のように語りました。

広島県被団協・箕牧智之理事長「最終的には原爆資料館あたりに展示してみなさんに見てもらうのが一番いいんじゃないかと思う」