去年の東京都知事選に立候補した石丸伸二氏に公職選挙法違反の疑いがあると指摘されている問題で、大学教授がきょう、石丸氏らに対する告発状を東京地検に送ったことを明らかにしました。
石丸氏の陣営は、去年の都知事選の投開票2日前に行った「決起集会」のライブ配信について、配信を担当した民間業者に97万円あまりを「キャンセル料」として支払っていて、これが公職選挙法で禁止されている「買収」にあたる可能性を指摘されています。
これを受けて、神戸学院大学の上脇博之教授はきょう、石丸氏やライブ配信を担当した会社の代表ら5人に公職選挙法違反の疑いがあるとして、東京地検に告発状を送ったと明らかにしました。
この問題をめぐっては別の市民団体も刑事告発していて、石丸氏は今月21日に会見を開き、業者に支払った97万円あまりについて、“人件費を支払った認識はなかった”との考えを示しています。
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