呼吸が浅いと体調不良につながることも…。普段は意識しない「深い呼吸」をサポートしてくれるアイテムが続々登場しています。

今すぐできる「深呼吸セルフチェック」

「どれくらい呼吸が深いか」をカンタンにチェックできる方法があります。
〔1〕口を閉じたまま、鼻で息を吸って吐く
〔2〕手で鼻をつまみ【息を止めて時間を計測】
〔3〕無理にガマンをせずに、自然に息をしたくなったら手をはなす

息を止められた時間が
【30秒以上】⇒適正
【20~29秒】⇒不安
【19秒以下】⇒危険(呼吸量が多い・呼吸が浅い)
(※「国際医療福祉大学」前教授・奥仲医師監修)

街行く人に試してもらうと…
「ちゃんと深呼吸できていると思う」と自信ありげな20代の女性。
ヨガで深呼吸を定期的に行っているとのことでしたが…結果は【17秒】。
2年前まで野球部だったという男性(20)は【11秒】で、「ちょっと走っただけで疲れる」と話します。

中には、わずか【5秒】という大学生(10代)も。彼女は少しの階段で息が上がるだけでなく、就寝時も「呼吸が浅く苦しくなって、『ハッ!』と目が覚める事がある」とのこと。

呼吸チェックをした20人中、14人が【30秒未満】という結果でした。

「呼吸が浅い」と身体に悪影響も

「息を長く止められなかった人は“呼吸が浅い”

こう話すのは、「国際医療福祉大学」前教授の奥仲哲弥医師。
呼吸が浅くなる原因は何なのでしょうか?

奥仲医師:
「スマホやパソコンで姿勢が悪くなるのが一番。もう1つは、本来は鼻で呼吸するのに、マスクをすると苦しいから口で呼吸することに慣れてしまったこと」

呼吸が浅いと、細胞に酸素が効率良く届かなくなり、その結果「首や肩こり」といった症状から身体のパフォーマンス低下や老化につながるとのこと。
<疲れやすくなった><すぐ息があがってしまう>という人は、呼吸が浅くなったことが原因かもしれません。

抱きしめて「深呼吸」をサポート

浅い呼吸を改善するためには、「しっかり息を吐ききっての深呼吸」が効果的とのことで、便利なサポートグッズも登場しています。

まずは、フワフワ感触の“くびれ”があるクッション、「fufuly(フフリー)」(ユカイ工学/BREATHER・2万9800円)。
抱きしめて、内蔵されたスイッチを押すと…

THE TIME,マーケティング部 山﨑加奈部員:
「お~膨らんできた… と思いきや、今度は縮んでいきます」

クッションの膨らみに合わせて呼吸することで、自然に深呼吸をサポートしてくれるアイテムです。

「深い呼吸」に導く特大まくら

睡眠時にサポートしてくれるのは、
「超熟プレミアム深層呼吸まくら」(ニーズ/サンファミリー・1万3200円)。
タテ約63cm×ヨコ約60cmのビッグサイズで、頭・首・肩・腕・肩甲骨にすき間なくフィット。

山﨑部員:
「背中から後頭部にかけて、なだらかに支えてくれるので、首への圧迫感やきゅうくつ感がない。呼吸がしやすいです」

 一般的な枕と比べ「身体にかかる圧力が分散される」ため、気道が確保され、深い呼吸がしやすくなるといいます。