半導体製造大手のTSMCは、熊本県菊陽町に建設する第2工場の着工時期について、当初の「2025年3月まで」から「2025年内」に見直しました。
TSMCは、世界的な半導体需要に対応するため、2024年に開所した第1工場の東側、約32万1000㎡の敷地に第2工場を建設する方針で、投資額は約2兆1000億円を予定しています。

この第2工場の着工時期について、TSMCの幹部は「今年1月から3月の間に」としていましたが、TSMCの子会社、JSAMによりますと、着工時期が「今年中」、に見直されたということです。
ただ、2027年末までの稼働を目指す方針に変更はなく、第2工場では国内最先端の6ナノメートルの半導体を製造する予定です。