岩手県は20日、福祉の現場で働く職員の賃上げに関する補助金などを盛り込み、64億円あまりを増額する2024年度補正予算案を発表しました。
発表された一般会計補正予算案の総額は64億3400万円です。

このうち障害者福祉や介護に従事する職員を雇用する事業所に、賃金の引き上げや研修にかかる費用として、1人あたり最大で5万4000円を補助する事業に合わせて15億円あまりを計上しています。
また、県内の養鶏場で相次いだ高病原性鳥インフルエンザの新たな発生に備えた殺処分や消毒などの経費30億1000万円なども盛り込まれました。

補正予算案は、開会中の県議会2月定例会に21日追加提案されます。