ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってまもなく3年。岡山県内で暮らすウクライナからの避難民が、伊原木知事に暮らしの中で感じる心配事や要望などを伝えました。

岡山県庁を訪れたのは、現在県内で避難生活を送る7世帯8人のうち5人と、その支援者です。知事との懇談で「民間の団体による支援の1つが来月で終了する」と生活の不安を伝えました。県は県営住宅を貸し出すなどの支援をしてきましたが、伊原木知事はさらに支援を強化する考えを示しました。侵攻前から岡山に住み、避難者の支援を続けるリリヤさんは…
(倉敷市在住のウクライナ人 リリヤ・バビィさん)
「知事に会うことができて、皆さんに自分の思いを届けられるのはすごく嬉しい。一番の願いは無事にウクライナに戻ること。それが皆の気持ちです」

侵攻から3年を迎える来週月曜日とその前日には、倉敷市と岡山市で平和を祈ってキャンドルを灯すイベントが開かれる予定です。