静岡県伊豆市で2月19日、地震による孤立地域の発生を想定した訓練が行われ、警察や市の職員などが連携体制を確認しました。

災害時の各機関の連携強化を目的とした訓練には、警察や伊豆市の職員など約100人が参加しました。

地震による土砂崩れで孤立地域が発生したことを想定し、被災地の職員がヘリコプターで到着した警察の部隊に被害の状況を報告しました。

その後、警察がヘリコプターで空輸したオフロードバイクで現場の偵察に向かいました。

フェリーで警察車両を運ぶなど、陸・海・空の3ルートを活用した災害時の対応を確認しました。

<静岡県警本部 竹下貢緊急事態対策課長>
「こういった訓練を通して顔の見える関係を作りたい。非常にうまくいったと思います」

県警と伊豆半島の市町は、今後も共同での訓練を重ね、災害時の対応力を高めていきたいとしています。