愛知県が実施する「県民の日学校ホリデー」について、名古屋市は去年枠組みから離脱しましたが、ことしは参加することを決めました。

県民の日学校ホリデーは愛知県がおととし始めた制度で、11月27日の「あいち県民の日」までの1週間のうち、1日を各市町村が選んで休校にします。
名古屋市もおととしこの枠組みに加わりましたが、「親が会社を休めず子どもだけで過ごさざるを得ない状況が少なからずあった」などとして、去年は県内の自治体で唯一参加を見送りました。

しかし名古屋市が先月子どもたちに行ったアンケートでは、95%が休みが増えることに賛成だったということで、ことしは11月25日の火曜日を休日とし、祝日と合わせて4連休とすることを決めました。
(名古屋市 広沢一郎市長)
「総合的に判断すると、名古屋市がここに参加するのは意義がある」
親が仕事を休めない子どもの居場所づくりについては、引き続き検討するとしています。