去年、名古屋市営バスで起きた信号無視について「市民からの通報」で発覚したのではなく、実際には「職員の告発」だったとの内部通報があったことが分かりました。

去年7月10日、バス停を通り過ぎてしまった名古屋市営バス。
Uターンしようと進入した交差点の信号は赤でした。
市はその後、この交通違反を公表しましたが、発覚のきっかけになったとされた「市民からの通報」はなく、実際には「職員の告発」だったとする内部通報があったことが分かりました。

(名古屋市交通局)
「現在どうして『市民から』ということになったのか。営業所でも調査をしている。確認が不十分だったということは認めざるを得ないので調査している」
市バスを巡っては、運転手の休息時間を国の基準通りに見せかけるため、残業を別の日に付け替える不正を行っていたことが分かっていて、中部運輸局などはきのう立ち入り調査を行いました。














