フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海の上空で、フィリピンの航空機に中国海軍のヘリコプターが異常接近し、双方が非難しています。

フィリピン側の発表によりますと、中国が実効支配する南シナ海のスカボロー礁付近の上空で18日、当局の航空機が監視飛行をしていたところ、中国海軍のヘリコプターが3メートルの距離まで接近してきたということです。

フィリピン側は、中国側が国際的なルールを露骨に無視したとし、「乗員の安全に重大な危険をもたらした」として非難しました。

一方、中国軍・南部戦区の報道官は談話を発表し、「法に基づいて追跡し、警告したうえで追い払った」「中国の主権を侵害し、国際法と中国の法律に違反している」と強調しています。