福岡県水巻町で姉を殺害し、通帳などを奪ったとされる女(52)の控訴審で、福岡高裁は1審の無期懲役の判決を支持し、控訴を棄却しました。

住居不定の無職辻和美被告(52)はおととし、知人の岡村恵美被告(48)と共謀し、水巻町に住む姉の辻つぐみさん(当時52)の首を圧迫して殺害し、通帳や印鑑を奪ったとして強盗殺人の罪に問われていました。

1審の福岡地裁はつぐみさんの殺害などを認定して和美被告に無期懲役の判決を言い渡し、和美被告はこれを不服として控訴していました。

福岡高裁18日は、「事実経過から被害者の首を圧迫したのは被告人以外の者であったとは考えられない」などとして和美被告の控訴を棄却しました。













