光で作るオブジェの作品展「ライティングオブジェin福島」が福島市で15日から始まった。

この展示会は「地球環境と子供たちの未来に向けた平和のメッセージを発信する光のアートチャリティ展」として2006年に始まった。2011年から東日本大地震復興支援活動にも取り組み、2012年には福島ではじめて開催。2016年からは熊本地震復興支援、現在は能登半島復興支援も行っている。

有名アーティストやデザイナーなど協力者は160名以上。和紙に描かれた個性的な光のオブジェのほか、段ボール製、ガラス製のオブジェも展示されている。これらはオークションで入札して自分のものにすることができる。集まった浄財は全額寄付され、能登で花を咲かせる活動に使われるほか、義援金として被災地の役場に送られる。

ライティングオブジェ制作委員会代表の仁木洋子さんは熊本出身。熊本市MICEアンバサダーをしており、15、16、22、23の4日間は会場で「くまモングッズ」を販売している。こちらの売上金は熊本地震復興支援活動に使われる。

会場に訪れた人は、やさしく輝くきれいな光の作品をひとつひとつゆっくりと鑑賞していた。

このイベントは、福島市街なか交流館(福島市栄町6-1メディアシティ エスタビルB1)で今月23日(日)までの午前10時から午後7時まで開催。入場は無料。