島根県浜田市にある美又温泉で最大規模となる温泉旅館「金城観光ホテル」が、1月29日、松江地裁浜田支部より特別清算開始命令を受けていたことがわかりました。負債は約3億円の見込みです。
帝国データバンクによりますと、金城観光ホテルは、1979年8月に設立された温泉旅館で、近くのゴルフ場や水族館などに訪れる観光客に利用され、水族館オープン当初の2001年6月期には年売上高が約1億6000万円ありました。
しかし、その後は日帰りゴルフ客の増加、水族館の入館者数の減少により来客数が伸び悩み、コロナ禍の影響もあり、2021年6月期の年売上高は約8100万円まで落ち込んでいました。
そのため、財務内容は債務超過に陥り、過去の設備投資に伴う借入金が重荷となって苦しい資金繰りを強いられていました。
こうしたことから、自主再建を断念し、2023年2月1日に施設の不動産および事業のすべてを周辺地域で開発を進める広島県の業者に譲渡し、去年6月30日に株主総会の決議により解散していました。
負債は、約2億9700万円の見込みです。














