山口県宇部市の高齢者施設で、感染性胃腸炎の集団発生がありました。

県・健康増進課によりますと、発生日は今月10日で、病原体はノロウイルスです。13日までの間に入居者11人、職員2人の合わせて13人に下痢・おう吐・発熱といった症状が出ました。重症者はいないということです。

宇部環境保健所は事業所に対して消毒方法などの衛生指導を行いました。県内では今年度はじめての集団発生で、県は予防対策を呼びかけています。

【予防対策】
●帰宅時や食事の前、トイレの後に石けんでよく手を洗う
●感染した人の便やおう吐物には、直接触れない
●食品の取り扱いに注意
●調理器具はよく洗い、殺菌を