高校入試や卒業式にアメリカ軍の航空機による騒音で影響が出来ないよう、県教育委員会が沖縄防衛局に対してアメリカ軍に飛行の自粛を求めるよう要請しました。
県教育委員会の崎間恒哉・教育指導統括監は13日午前に沖縄防衛局を訪れ、高校入試や卒業式が行われるこの時期はアメリカ軍に航空機の飛行自粛を求めるよう要請しました。

要請に対し防衛局の担当者は「地元の行事の日程等をアメリカ軍側に伝えて十分に配慮するよう要請している」として県教育委員会の要請についてもアメリカ側に伝えると答えました。
県教育委員会 崎間恒哉 教育指導統括監
「進路であったり、自分の卒業、入学の節目として捉えることは大事だと思っている。そういう事を防衛局から米側に伝えていただきたいと思っている所です」
県教育委員会ではこの時期に毎年飛行自粛を要請していますが、去年も基地周辺の学校から卒業式の最中に軍用機による騒音被害が報告されているという事です。