肥満傾向の子どもの割合が山梨県はほとんどの年齢で全国平均を上回ったことが分かりました。
また、5歳の男の子と14歳の女の子は痩せ型傾向の割合が全国で最も高かったことも判明しました。

学校保健統計調査は国と県が5歳から17歳を対象に、身長や体重、健康状態などを調べたもので、12日、昨年度の結果が公表されました。

その結果、肥満傾向にある子どもの割合が山梨県はほとんどの年齢で男女ともに全国平均を上回りました。

このうち高校3年生にあたる17歳女子は肥満傾向の割合が11.51%と全国で2番目に高い水準となり、男女8つの年齢が全国10番以内となっています。

一方、5歳の男の子と中学3年生にあたる14歳女子は痩せ型の割合が全国で最も高くなりました。

子どもの肥満傾向の割合が高く、一部の年齢はやせ型の割合が極めて高いことについて、県ははっきりとした原因はわからないとし家庭での食生活の指導などを行うことにしています。