静岡市の自治会の長たちが田辺信宏市長を訪ね、台風15号の対応について不満を伝えました。また、自衛隊の派遣要請が遅かったと指摘し、田辺市長と静岡県の川勝平太知事には「大人になってもらいたい」と話しました。
田辺市長に要望書を手渡した静岡市自治会連合会の会長ら3人。災害時の国や県との連携を強化する事などを求めました。大規模断水に見舞われた清水区の会長は苦言を呈しました。
<清水区自治会連合会 田宮文雄会長>
「当初の情報が非常に遅い。市民からいつ手を付けるのかいつの直るのか、いつからどうなるんだと数日間はっきりとわからない」
<田辺信宏 静岡市長>
「行政や市長に対する厳しい声があるのは承知してますし、覚悟の上だが、地区ごとにどのくらい被害があるんだと、そういう数字がないとどこの地区にどういう風にするか(決められない)」
地域から上がってきた不満の声として、情報発信の遅れや給水車の手配が十分ではなかった事などを挙げました。また、報道陣の取材に対し、自衛隊の派遣要請が遅かったと指摘した上で「川勝知事と田辺市長の仲が悪いのは仕方がないが、こんな事態なのでお互いに大人になってもらいたい」と話しました。
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