おととしの記録的な大雨で、福島県いわき市で川がはん濫した一因となった管理者不明の橋、いわゆる「勝手橋」の本格的な撤去が始まりました。
いわき市では、おととし9月の記録的な大雨で、およそ1700棟が浸水被害を受けました。管理者不明の橋いわゆる「勝手橋」などの橋に草木やごみなどが引っかかり、水の流れを妨げたことが、川がはん濫した一因と指摘されています。
この勝手橋のうち、12日は、内郷二中近くの橋で、本格的な撤去工事が始まり、クレーンを使って橋の取り外しが行われました。いわき市の宮川では、撤去の対象となる「勝手橋」が10か所あり、県は、そのうち4か所で地域住民の理解が得られたとして簡易代執行で撤去を行います。
4つの橋や橋脚の撤去が完了するのは、今年5月末になる予定です。















