博物館の進化に注目します。
宮崎市の県総合博物館では、デジタル技術を活用したある3つの取り組みが進められています。
1971年に開館し、半世紀以上にわたって県民に親しまれている宮崎市の県総合博物館。その入り口を入ったところに先月、登場したのがこちら!

巨大なスクリーンに映像を映し出すその名も「みやはくウォールミュージアム」。
高さ3メートル、幅8メートルのスクリーンで、迫力満点の映像を楽しむことができます。
これは、日向灘の海の中を表現した映像。

様々な海の生き物について楽しみながら学ぶことができます。
また、日本神話を表現した映像では、天岩戸開きの様子が巨大スクリーンで表現されています。

そして、こちらは白亜紀の恐竜世界を表現した映像。映し出された恐竜に触れてみると…
(武澤直穂記者)「すごい迫力!」

これは、触ることで映像が反応する「インタラクティブ映像」というデジタル技術です。

(県総合博物館・岩切勝彦さん)「日本神話の世界、それから白亜紀の恐竜世界、そして海中世界探訪といった、生き物・歴史・文化に関する映像コンテンツがあり、小さなお子様から大人の方まで楽しめるコンテンツとなっている」

この「ウォールミュージアム」は国の交付金を活用した「デジタルミュージアム構築事業」の一環として整備されたもの。














