江戸時代に日向灘を震源に発生した巨大地震、「外所地震」について語り継いでいこうという催しが宮崎市でありました。

1662年に発生した「外所地震」では、大きな津波が現在の宮崎市木花地区を襲い、県内全体でおよそ200人が犠牲になったとされています。

11日は、宮崎市で「外所地震を語り継ぐ集い」が開かれ、宮崎市木花の久島時夫さん88歳が、外所村の歴史などについて説明しました。

(参加者)「地元に住んでいるけれども知らないことってたくさんあって、そういったのをお年寄りから聞けるのはとても大事なことだと思った」

(実行委員会・長沼宗利さん)「みんなの知恵を出し合って行政だけではなくて、民間の市民の人たちみんなが(防災)意識を高めて、取り決めすることが大事だと思う」

主催者は、今後、県内の小中学校でも外所地震の教訓を伝えていきたいとしています。