今週末(15日)、初のJ1リーグに挑むファジアーノ岡山。ユースチーム所属の高校生2人がトップチームに昇格し、プロ契約を結びました。
(末宗寛士郎選手)
「1つの目標であった、プロサッカー選手をここファジアーノ岡山でスタートできることを本当にうれしく思っています」

(千田遼選手)
「ここからがスタート、勝負だと思っているので、毎日全力で頑張っていきたいと思います」

きょう(10日)、会見を開いたのは、ファジアーノ岡山とプロ契約を結んだ末宗寛士郎選手と千田遼選手です。
岡山県出身で、岡山学芸館高校に通う2人は、中学1年生からファジアーノのアカデミーに所属。昨年、U-17の日本代表にも選ばれました。
高校2年生でのトップチーム昇格は、クラブ史上初めてとなります。今年に入り、全日程でトップチームに帯同し、宮崎キャンプにも参加しました。
(千田遼選手)
「練習でも強度の部分だったり、スピードだったりというのは凄い差を感じた。でも自分はこれからそういう選手たちと、ライバルで戦っていかないといけないので、追い越していけるようにしないといけないなと」
(末宗寛士郎選手)
「プロのベテランの選手だったりがいろんな声をかけて下さって、その中で自分のプレーが少しずつできて、まだまだこれからが勝負だなと思う」
2人は、今シーズンの試合出場を目指し、プロサッカー選手と高校生活の両立をしていくということです。