気象庁は10日に「低温に関する早期天候情報」と「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい低温・降雪量となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

北陸・東海地方に「大雪に関する早期天候情報」

『最強最長寒波』で大雪となった北陸・岐阜県山間部は17日頃から、長野県北部・群馬県北部は、18日頃から再び「10年に1度程度」の大雪の可能性が高まっています。2月後半も強烈寒気による大雪による警戒が必要です。

気象庁HPより

【北陸地方】
低温と大雪に関する早期天候情報
2月17日頃から かなりの低温
5日間平均気温平年差 -2.6℃以下
2月17日頃から 大雪
5日間降雪量平年比 232%以上

北陸地方の気温は、向こう6日間程度は平年並か高いですが、17日頃からは寒気の影響を受けやすくなるため低い日が多く、かなり低くなる可能性があります。また、17日頃からは冬型の気圧配置が強まるため、降雪量がかなり多くなる可能性があります。
農作物の管理等や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。

この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点 平年値
相川 4センチ
新潟 7センチ
津川 33センチ
長岡 26センチ
守門 49センチ
高田 22センチ
関山 49センチ
津南 53センチ
伏木 11センチ
富山 13センチ
砺波 20センチ
猪谷 35センチ
輪島 7センチ
七尾 8センチ
金沢 8センチ
白山河内 25センチ
福井 8センチ
九頭竜 36センチ
敦賀 6センチ
小浜 10センチ