強い冬型の気圧配置の影響により、関東地方北部では、９日は大雪となる所があるでしょう。９日昼前にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。また、風雪による視程障害、なだれに注意してください。

気象庁によりますと、日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、東日本の上空約５０００メートルには氷点下３３度以下の強い寒気が流れ込んでいます。
９日は、強い冬型の気圧配置が続き、午前中を中心に強い寒気の影響が残るでしょう。
このため、関東地方北部では、引き続き９日は大雪となる所がある見込みです。

［雪の実況］
９日０５時現在の２４時間降雪量（アメダスによる速報値）
　　栃木県
　　　　日光市土呂部　　　３８センチ
　　　　奥日光中禅寺湖畔　２７センチ
　　　　那須高原　　　　　１２センチ
　　群馬県
　　　　草津　　　　　　５２センチ
　　　　みなかみ町湯原　３４センチ
　　　　みなかみ町藤原　３２センチ
９日０５時現在の積雪の深さ（アメダスによる速報値）
　　栃木県
　　　　日光市土呂部　　　８４センチ
　　　　那須高原　　　　　４１センチ
　　　　奥日光中禅寺湖畔　３２センチ
　　群馬県
　　　　みなかみ町藤原　２２５センチ
　　　　草津　　　　　　１１６センチ
　　　　みなかみ町湯原　１１３センチ　※欠測値を含む

［雪の予想］
９日６時から１０日６時までに予想される２４時間降雪量は多い所で、
　　関東地方北部　４０センチ

［防災事項］
関東地方北部では、９日昼前にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。また、風雪による視程障害、なだれに注意してください。