警察や検事を名乗る男から「事件の捜査で、犯人の家宅捜索をしたところ、あなた名義の携帯電話と通帳が見つかった」「調査のため、あなたのお金を指定口座に移す必要がある」という電話を信じ、70代の男性が現金360万円をだまし取られました。

被害にあったのは山梨県中央市の無職の70代の男性です。

1月30日、男性の自宅に電話があり、「2時間後に電話が使えなくなる。詳細を聞く場合はダイヤル1を押してください」という音声ガイダンスが流れました。

男性が指示通りにダイヤル1を押すと、警察を名乗る男と電話がつながり、「マネーロンダリングの事件の捜査をしており、犯人の家宅捜索を行ったところ、あなた名義の携帯電話と通帳が見つかった」と言われました。

続けて、検事を名乗る男に電話が代わり、「金融庁に対して調査をするため、あなたの口座のお金を指定口座に移す必要がある」などと言われました。


このため、被害男性は2月3日に200万円、4日に160万円を指定された口座に振り込みました。

振り込み後、これまでの手続きが不安になった男性が知人に話をしたところ詐欺に遭っているといわれ、警察に被害を届け出たということです。

警察では、捜査機関が資金の調査名目で個人や法人名義の口座に現金の振り込みを要求をすることはなく、警察官をかたって電話をしてきた場合は1度電話を切って、名乗った警察署、あるいは最寄りの警察署に電話して確認するよう注意を呼びかけています。